本記事は一般的な制度と確認手順を整理したもので、個別契約への法的判断ではありません。契約内容やトラブルは、契約先または消費生活相談窓口へご確認ください。
情報確認日:2026年8月14日。退会締切、返金、成婚料の条件は相談所・プラン・契約時期で異なります。
先に結論:結婚相談所を退会するときは、まず成婚退会、自己都合の中途退会、クーリングオフのどれに当たるかを確認します。連絡前に契約書面・申出期限・最終請求・返金額を整理すると、手続きを進めやすくなります。
結婚相談所の退会は主に3種類
| 種類 | 主な場面 | 確認すること |
|---|---|---|
| 成婚退会 | 相談所が定める成婚条件に達した | 成婚の定義、成婚料、退会日、紹介停止日 |
| 中途退会 | 活動途中で自己都合により終了する | 締切、解約料、未提供分の精算、月会費 |
| クーリングオフ | 対象契約を法定期間内に解除する | 対象条件、書面受領日、通知方法、記録 |
「交際相手が決まったら成婚」とする相談所もあれば、婚約など別の段階を成婚とする場合もあります。退会理由の名称だけで判断せず、契約書面の定義を読んでください。
通常の中途退会を進める5つの手順
- 契約書面と会員規約を確認:申出期限、指定フォーム、本人確認、返金条件を探す。
- 担当者または窓口へ連絡:退会希望日と必要な手続きを質問。
- 精算見込みを文章で受領:最終月会費、解約料、未提供分の返金を分けてもらう。
- 指定方法で申請:口頭だけで終えず、送信日と受付回答を保存。
- 完了を確認:退会日、請求停止、プロフィール非表示、返金予定日を確認。
「担当者へ伝えた日」と「契約が終了する日」は同じとは限りません。月末締切や翌月扱いの条件があるため、希望日より前に確認しましょう。
クーリングオフが使える契約条件
国民生活センターによると、契約期間が2か月を超え、契約金額が5万円以上の結婚相手紹介サービスは、特定商取引法の特定継続的役務に該当します。対象契約では、法律で定める書面を受け取った日を1日目として8日以内なら、クーリングオフが可能です。
書面は、承諾がある場合にメールなどの電磁的方法で提供されることもあります。受領日が分からない場合は、紙の書類だけでなくメールや会員ページも確認してください。
期間を過ぎても中途解約できる場合がある
消費者庁の特定商取引法ガイドでは、対象となる特定継続的役務は、クーリングオフ期間の経過後も契約期間中なら理由を問わず中途解約できると案内しています。
役務提供開始前に事業者が請求できる損害賠償等の上限は、結婚相手紹介サービスでは3万円です。開始後は、提供済み役務の対価に加え、2万円または契約残額の20%のいずれか低い額が上限とされています。
ただし、実際の返金額は支払額、提供済みサービス、契約内容によって変わります。上限額だけで返金額を推測せず、計算内訳を受け取ることが重要です。
退会費用と返金で確認する項目
- 入会金・登録料・活動初期費用のうち、提供済みとされる範囲
- 退会月までの月会費と日割りの有無
- お見合い料やオプションの未請求分
- 未提供サービス分の返金額と振込日
- 成婚料が発生する条件と、退会後の扱い
請求名だけで分からない項目は、契約書面のどの条項に基づくかを質問します。計算式、対象期間、返金方法を文章で受け取ってください。
退会と休会のどちらを選ぶか
仕事や体調、家庭事情などで一時的に活動できない場合は、退会だけでなく休会も候補になります。ただし、休会理由の制限、期間、休会中の料金、紹介停止の範囲は相談所ごとに異なります。
再開する可能性が高く、休会中の費用が許容できるなら休会を確認します。活動方法そのものが合わない、費用負担が続く、再開時期が決められない場合は、中途退会の条件と比較してください。
手続きが進まないときの相談先
高額な解約料を請求された、説明と契約書面が違う、クーリングオフを拒まれたなどの場合は、書類とやり取りを保存します。電話の日時、担当者名、回答内容もメモしてください。
消費者ホットライン「188」は、最寄りの消費生活センターなどを案内する全国共通番号です。個別契約の判断に迷ったら、支払いや合意を急ぐ前に相談する方法があります。
入会前に退会条件まで確認しておく
退会条件は、辞めると決めてから初めて読むものではありません。無料相談の時点で、休会、中途退会、成婚の定義、返金、申出期限を確認すると、入会後の想定差を減らせます。
無料相談で確認したい質問リストへ退会条件を記録し、料金だけでなく終了方法まで比較してください。

